ビーチダイビングでは素早いエントリー、エキジットが重要

ビーチダイビングとは陸から海に歩いて入るダイビングの事です。よって入る場所は砂地のビーチから、ゴロゴロと岩が転がる岩礁域、漁港やダイバー用に整えられたスロープなど様々な場所があります。

ビーチダイビングで特に重要になってくるのがエントリー、エキジット。波がある場所でいかに素早く水深のある場所へ移動するかがポイントになります。

ビーチエントリーではまず、エントリーする前に「マスクをする」「レギュレーターを咥える」「BCに空気を入れる」の3点を忘れないようにしましょう。波はよく見ていると止まる瞬間があります。その一瞬を見計らって素早く海に入りましょう。また、カメラやフィンなどを手持ちしていると不意の波に対処できないことも。腕に通すなどして、手は自由に使えるようにしておきましょう。

エキジットの場合、フィンを履いたまま浅瀬を歩くと波の抵抗で転倒することもあるので、スロープがある場合などは足が立つようになった段階でフィンを脱いでしまうのも手です。どの場合にもマスクとレギュレーターは完全に水から上がるまで外さないようにしましょう。

ビーチポイントの数が最も多い伊豆半島のダイビングスポット・大瀬崎。写真の「湾内」ポイントはこの広いビーチすべてがダイビングエリアとなっている(海水浴シーズンなどは制限あり)

スロープが設置させている川奈のビーチポイント

ボートダイビングではバックロール、ジャイアントストライドなど臨機応変なエントリーが必要

伊豆半島のボートポイントは比較的港から近い場所が多く、ほとんどが5~10分、長くても20分程度の場所がほとんどです。船酔いの心配はあまり必要ありません。ポイントまでの距離が短いため、予め器材をセッティング、背負った状態で船に乗り込み、ポイント到着後すぐにエントリーという場合も多い。

エントリーは状況に応じてバックロール、ジャイアントストライドなど様々です。どちらの場合もマスクをしっかりと押さえる、レギュレーターを咥える、BCの浮力を確保するという基本を忘れないように。

ビーチダイビングと違い、ボートダイビングの場合は潜降場所が深いことやいきなり流れていることもあります。耳抜きなどが心配な場合は舩と海底をつないでいるアンカーロープなどに捕まり、ゆっくりと潜降していきましょう。

ガイドを付けることが多いボートダイビング。途中でのリタイヤやあまりにもエアーの減りが早い場合、一緒に潜っている人全員がエキジットしなくてはならない場合もあります。体調管理をしっかり行い、スキルに不安がある方、エアーの減りが早い方などは事前にガイドに知らせておくことにしましょう。

ボートからのジャイアントストライドエントリー